伊藤洋一のビジネストレンドで IPv6 についての Podcast を聞いた。面白いと思ったのは、タクシーを使って天気図を作るという実験の話。ワイパーに IPv6 のアドレスを割り当て、タクシーのロケーションとワイパーの動きのデータを利用してリアルタイムの天気図を作るというアイデアだ。これなら細かい、しかも実用的な天気図を描くことができる。
似たような話を同僚から聞いたことがある。彼によると、天候に関するデータを測定する器具を個人で簡単に買えるそうだ。そしてそれを家の外に設置して、インターネットでデータを配信することもできる。一人ではあまり役に立たないかもしれないが、もし多くの人がこの器具を設置したらワイパーの実験と同様リアルタイムの天気図が描けるわけである。
こうした実験はすごく Web 2.0 的だと思う。一つの組織に頼るのではなく、皆から少しずつデータをもらって大きなサービスを作り上げるという考え方は、Web 2.0 の基本的な考え方の一つだ。