Microsoft Research のオンライン・コミュニティーに関するプレゼンを見た。色々なアイデアが紹介されたが、その中で面白いと思った二つについて書いてみる。
第一は、人と人のつながりには二種類あるという事。一つ目は会社の組織の様に意図的に作られたネットワーク、二つ目は自然に作られたネットワークだ。前者は短期的な情報・知識の伝達に役立ち、後者は長期的なメンバー間での社会的・社交的役割を果たす。オンラインの世界ではメールや VoIP 等のコミュニケーションを測定できるため、この二つのネットワークの状況がある程度数字で把握できるようになる。例えば:
- ネットワークの密度:メンバーはお互いコミュニケーションをとっているか
- ネットワークの集中度:コミュニケーションが偏っていないか
- ネットワークの相互関係
第二に面白いと感じたのは、以下の五つのプロセスがグループの高い生産性を維持する上で必要であるという事。
- コミュニケーション
- 結束性:メンバーが同じ目標を持っているか
- 対立の管理:意見や利害の衝突をどのように解決するか
- 参加
- 学習:グループとしてどのように学習するか
特に結束性や対立の管理方法はミーティング等による直接的なコミュニケーションをとる機会が無い、または少ないため、グループとして高い生産性を達成する上で不可欠だ。