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 太陽エネルギーの将来を考える Minimize
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Posted by: Keiji Oenoki 11/11/2006 9:25 PM

Travis Bradford 氏による太陽エネルギーのプレゼンを見た。Bradford 氏によると、現在開発されている再生可能エネルギーの中で太陽エネルギーが最も将来性があるという。

他の再生可能エネルギー源と違い、太陽エネルギーには中心的な発電所は必要ない。太陽パネルを分散すれば、色々な場所から太陽エネルギーを得ることができる。この「分散性」は水力、風力、原子力等のエネルギー源と比べて太陽エネルギーの大きな特徴で、コストを抑えることができれば広範囲での使用が期待できる。

Bradford 氏によると、将来的な化石燃料の価格上昇と太陽技術の発展による価格低下を考えると、20 年後には太陽エネルギーのコストは化石燃料によるエネルギーのコストと競争できるようになるという。エネルギーのコストは需要が多い時ほど高い。例えば日中には夜より需要が高く、夏には冬より需要が高い。太陽エネルギーはこの需要が高い時のエネルギーを賄うため、それを考えれば太陽エネルギーのコストがピーク時のコストを下回るのは 2020 年頃だろうと Bradford 氏は予測する。

さらに技術が進めば、2030 年頃には使い切れなかった太陽エネルギーを蓄積するという利用方法が広まるという。例えば電気自動車の充電に使うことができる。

太陽エネルギーの使用が広まれば、環境面以外でも様々な利益をもたらす。例えば開発、製造、設備、そしてメンテナンスなどの分野での雇用促進が期待できる。さらに発展途上国で今まで電気を送ることの出来なかった地域に比較的低コストでエネルギーを提供できるようになる。

今までのエネルギー産業は資源の「希少性」に縛られていた。太陽エネルギーの発展が進めばエネルギー産業は希少性に縛られない「潤沢経済」または「余剰経済」へと移行する。希少経済から余剰経済への根本的な移行は世界を大きく変える原動力となるだろうと Bradford 氏は予測する。

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